ロビンソン

エッセイ的ポエム

ロビンソン

春はまた風の季節
ロビンソンもまた風の季節

風の呼び方は少なからず

季節風はモンスーン
冬は 大陸 から海洋へ
夏は海洋から 大陸 へ

貿易風は
北半球では偏西風そしておおよそ北東風

我ら人生すべからず
順風であってもらいたい
仇の風はないに越したことはない
我らは進む方向への追い風・帆風が欲しい
それを便風と呼ぶらしい

できれば隙間風も無用かも

天つ風には太陽風もあるけれど
天を吹く風
冥王星の軌道よりずっと外まで吹いていると言うし
あるいはその境界はヘリオポーズとも説かれてる

今は春疾風(はやて)
の季節の到来

春は別れと出会いの悲喜こもごも
ロビンソンの憂いのあるギターのアルペジオは不思議な力を予感させられる

また切ない日々を謳う
それに「新しい季節」とも詠んでいる

わたしのSF にもまた
宇宙の風が流れてる

宇宙潮流は
宇宙の霊のわがまま

人類の意識を遥かに超えてる

それでも我らは
また

ウララ

今日も
明日も宇宙の風に乗ると
祈るのだろう

yatcha john s. 「ロビンソン」

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