佐藤達矢稿

蘇我氏の正体⑥ 乙巳の変は起こっていなかった(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体⑥ 乙巳の変は起こっていなかった藤原鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿を誅殺したとされる乙巳の変。この政変が実はまったくの虚構であり、日本書紀の作者が創作した架空の物語だったとしたら・・・。以前、乙巳の変についての投稿をしたとき、大須賀...
上野俊一稿

安曇(あずみ)の館にて

「ふーっ、疲れた」 角鹿から戻ったアズミの連むらじは和白わじろの館に着くと、汗と塩砂を拭って大の字になった。「お帰りなさい。オキナガの大将どうでした? 怒ってました?」 伊都からイトテの頭領の息子ワカが、風を学びに来ている。「まあね。鉄はこ...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体⑤ 蘇我家歴代当主の名前はすべて本名ではない(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体⑤ 蘇我家歴代当主の名前はすべて本名ではない蘇我氏初代と思われる蘇我石川宿禰から、満智、韓子、高麗、稲目、馬子、蝦夷、入鹿と続く当主たちの名前。これらはすべて本名ではなく、記紀によって作られた名前であるとしたら、皆様は非常に驚か...
ポエム

青空とあなた

なだらかな坂道をゆっくりと歩いていくあなたの笑顔を少し曲がりのある途中でふと思い出した懐かしい優しい風が頬を触るあなたのようなあどけないあなたの横顔が雲の影に色を変えた畦道の縁でスミレを一本だけ摘んでくれたけどまだ幼すぎて言葉がなかった今な...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体④ 武内宿禰から蘇我稲目までの系譜(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体④ 武内宿禰から蘇我稲目までの系譜武内宿禰の子供たちは様々な氏族に分かれ、それぞれが別な一派となって行きます。これはもしかしたら、父親は武内宿禰一人でも、母親はすべて違っていたのではないか?とも思えます。古代には貴人ほど複数の妻...
世界の音楽紹介

光のつぶ 波のつぶ

「光の粒 波の粒」小高い丘の曲がりくねった坂道の途中で振り向いたキミの髪が風を弾ませた今でもあの松の木の下には想い出の光の粒が住んでいるのだろうかな淡色のサクラソウの時代は遥かに遠く過ぎたでもねなんだかいつもひとりぼっちのようでもこの坂道を...
世界の音楽紹介

ふれあい

「ふれあい」ラヴェンダーの香りは和子の人生を狂わす誰もがもう一人の自分に出くわす過去のノスタルジアをもっている筒井もSF を書くよりも自身のノスタルジアに憧れたんだ原田知世の実験室での想いでは今でも色褪せないホントの自分との出会い4日前に戻...
エッセイ的ポエム

蝶をお手本にして

もっとうららかな日々に憧れもっと優雅に春の風と暖かさに同期する蝶を手本にしてこの時機(きせつ)はまてよまてよ花から花へと翔び移る刹那のときinfinityは幽玄でこの己のたった小さな動きも羽音もたとえ微々たるエネルギーであったとしても風を起...
銀河のこよみ

LIFE

夢と希望は陽電子から生まれる陽電子を光らせるのはジスカルド第零の法則はダニールが引き継ぎハリが心理歴史学を完成させるウォンダは極素輻射体で遊びいよいよガール・ドーニックはふくよかな顔つきでニヤリと呟く「微細心理歴史学が有効だ」500年後の未...
ポエム

愛と希望と春の歌

「春の歌」春の見晴らしの丘にはネモフィラがいっぱいもっと常識的に言えばねぇキミの瞳の奥の輝きって言うんじゃないからだのぬくもりから発する命のエネルギーって言うのよホントはねぇなんとならばエッヘン人の願いが自然を呼びさまし人の祈りの声が言霊こ...