戦争を知った老人たちの唄

エッセイ的ポエム
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「戦争を知った老人の唄」

国同士の駆け引きで無残に無数の生命が失われる

戦争を知らない子供たちも老人になった

ふたたび血ときな臭い滅ぼしの天使の影が忍び寄る

地域の戦争が世界に飛び散る

人権やいのちと唱えてきた平和が微塵に砕けてる

僕たちになにができるというのか

ウイキペディアはいう
ガーゼとは、細いコットンを漂白して目の粗い平織りにした柔かい布
古典的な創傷被覆材
日本では綿紗

通気性に富み、吸湿性も良い、汗のほか、手術時に血液を吸収させる

一説によると
皮肉にも
ガーゼの語源はパレスチナのガザ

ここで当時この有用なガーゼが生産され世界へ輸出された、という

せめて年老いた我らの歌はひとつの祈りとなって

尊い犠牲となった人たちの魂の供養としても

この悲惨な分断の苦難の

もう一つの
「過ぎ越し」の
二本の門柱と、かもいに、子羊の犠牲の血が塗る習わしに似た

新たな儀式を大々的に創出したい

spotify提供
music:ジローズ
https://youtu.be/gUX2qOl13AQ?si=nKGHso1us7Kr0Ncw

yatcha john s. 「戦争を知った老人の唄」

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