歴史考

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文明はなぜ周辺に記憶を残すのか?

文明はなぜ「周辺」に記憶を残すのか第一層文明・第二層文明から読み解く人類史・遺伝史の構造モデルYi Yin問題提起:なぜ文明の「起源」は中心で生まれ、その「原型」は周辺にしか残らないのか?人類史を振り返ると、不思議な逆説が繰り返し現れる。国...
歴史考

エデンの東で歴史は折り畳まれた

エデンの東で歴史は折り畳まれた――ノドの地、彷徨えるナックセル人、そして日本的「縮み」の文明論1.ノドの地――場所ではなく〈状態〉としての放浪創世記4章に記される「エデンの東、ノドの地」は、地理的座標ではなく、存在様式そのものを地名化した表...
歴史考

日本人のルーツを変える「渡来人」像

日本人のルーツを変える「渡来人」像武光誠(歴史学者) 広辞苑は「渡来人」を「古代、国や中国などから渡来し、日本列島に定住した人々とその後裔」と定義しています。そして「農業をはじめとした先進の技術、様々な文化をもたらし、政治・文化の進展に大き...
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マリタ遺跡、西遼河文化、縄文文明、五穀文化について

マリタ遺跡、西遼河文化、縄文文明、五穀文化について問題意識:仮説昨今、われわれは事実、AIの進化や戦争の多発や貿易上の紛争など、過去70年来にない急激な地盤断層の脅威に晒されているようです。例えば西欧にとってロシアとの対立は究極的文化存続の...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体51 藤原鎌足の出自について。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体51 藤原鎌足の出自について。歴史学者の吉田大洋氏はその著書「謎の出雲帝国/徳間書店」の中で、「藤原鎌足は中国人ではなかったか?」という仮説を提唱し、その論拠をいくつも列挙しています。いわく、①鎌足の祖先である中臣氏は大陸系の亀...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊿ 継体天皇は蘇我氏の王である。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊿ 継体天皇は蘇我氏の王である。継体天皇は歴代の天皇の中でも極めて謎の多い人物です。記紀においてこの大王は応神帝の五世孫と記されていますが、これを疑う説も多々あり、継体帝の出自は謎に包まれています。もっとも、記紀の記述が必ずしも...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊾ 任那四県割譲事件の真相。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊾ 任那四県割譲事件の真相。蘇我氏の名前が日本書紀にちらほらと登場する直前の時期、「任那四県割譲事件」という事件が起こります。これは、朝鮮半島南西部の百済寄りの四県を、百済が日本に割譲を求めてきたことに対し、大伴金村という人物が...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊽ 天武天皇のほんとうの出自。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊽ 天武天皇のほんとうの出自。日本の歴史上初めて「天皇」を名のった天武天皇。天皇家の歴史は実質的にこの天皇の時から始まると言って良く、その意味でこのお方は歴代の天皇の中でも最も重要な人物の一人です。しかしながらこの天皇の出自には...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊼ 金庾信の生涯の軌跡。 その2(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊼ 金庾信の生涯の軌跡。 その2 金庾信。新羅の名将であり、朝鮮半島の統一を成し遂げた英雄。 そればかりか、白村江の戦いにおいては日本軍をも撃破し、一時は日本という国の命運をも掌中にしていた人物。 しかし、金庾信は日本を支配する...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊻ 金庾信の生涯の軌跡。 その1(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊻ 金庾信の生涯の軌跡。 その1新羅の名将・金庾信。この人の活躍により、一時滅びかかっていた新羅は息を吹き返し、最後は朝鮮半島を統一するまでになるのですが、この金庾信の生涯を、日本、そして蘇我氏との関係の中で見て行きましょう。金...