歴史考

佐藤達矢稿

蘇我氏の正体51 藤原鎌足の出自について。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体51 藤原鎌足の出自について。歴史学者の吉田大洋氏はその著書「謎の出雲帝国/徳間書店」の中で、「藤原鎌足は中国人ではなかったか?」という仮説を提唱し、その論拠をいくつも列挙しています。いわく、①鎌足の祖先である中臣氏は大陸系の亀...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊿ 継体天皇は蘇我氏の王である。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊿ 継体天皇は蘇我氏の王である。継体天皇は歴代の天皇の中でも極めて謎の多い人物です。記紀においてこの大王は応神帝の五世孫と記されていますが、これを疑う説も多々あり、継体帝の出自は謎に包まれています。もっとも、記紀の記述が必ずしも...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊾ 任那四県割譲事件の真相。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊾ 任那四県割譲事件の真相。蘇我氏の名前が日本書紀にちらほらと登場する直前の時期、「任那四県割譲事件」という事件が起こります。これは、朝鮮半島南西部の百済寄りの四県を、百済が日本に割譲を求めてきたことに対し、大伴金村という人物が...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊽ 天武天皇のほんとうの出自。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊽ 天武天皇のほんとうの出自。日本の歴史上初めて「天皇」を名のった天武天皇。天皇家の歴史は実質的にこの天皇の時から始まると言って良く、その意味でこのお方は歴代の天皇の中でも最も重要な人物の一人です。しかしながらこの天皇の出自には...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊼ 金庾信の生涯の軌跡。 その2(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊼ 金庾信の生涯の軌跡。 その2 金庾信。新羅の名将であり、朝鮮半島の統一を成し遂げた英雄。 そればかりか、白村江の戦いにおいては日本軍をも撃破し、一時は日本という国の命運をも掌中にしていた人物。 しかし、金庾信は日本を支配する...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊻ 金庾信の生涯の軌跡。 その1(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊻ 金庾信の生涯の軌跡。 その1新羅の名将・金庾信。この人の活躍により、一時滅びかかっていた新羅は息を吹き返し、最後は朝鮮半島を統一するまでになるのですが、この金庾信の生涯を、日本、そして蘇我氏との関係の中で見て行きましょう。金...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊺ 釈迦族の英雄・金庾信。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊺ 釈迦族の英雄・金庾信。蘇我馬子が推古天皇を擁立し、日本で蘇我氏が全盛時代を迎えた頃、新羅国に一人の英雄が誕生します。その名は金庾信(キム・ユシン:595~673年)。金庾信は金官伽耶国の初代・首露王とその王妃・許黄玉の直系の...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊹ 蘇我稲目は大王の血統を正統に戻した。(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊹ 蘇我稲目は大王の血統を正統に戻した。記紀に書かれている歴代天皇の系譜は萬世一系のように書かれています。実際に、天皇家は歴史上、一度も滅んだことはなく、「家」としての存在は連綿として続いています。二千年以上前に誕生していながら...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊸ 釈迦族・欽明天皇の行跡

蘇我氏の正体㊸ 釈迦族・欽明天皇の行跡。鈴木武樹氏の説によりますと、金官伽耶国第十代王の仇衡は欽明天皇。この人物はどのような生涯を送ったのでしょうか?調べてみますと、この人は釈迦族の末裔であり、同時に日本に仏教興隆をもたらした大功労者であっ...
佐藤達矢稿

蘇我氏の正体㊷ 欽明天皇は金官伽耶国の仇衡王か?(佐藤達矢 稿)

蘇我氏の正体㊷ 欽明天皇は金官伽耶国の仇衡王か? 蘇我氏について調べる中で、当サイト主宰者の堀哲也氏に何度も相談し、その都度貴重な助言をいただきました。今回はその中でも超重要な情報である、「欽明天皇は金官伽耶国の仇衡王である」という仮説を追...